精神科閉鎖病棟の実際:コメディカルと医師の関係の実態


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精神科閉鎖病棟の実際

『閉鎖病棟』

この言葉からあなたは何を想像するでしょうか?薄暗く古びた病院に社会復帰の望めない精神疾患患者ばかりいるところだと思っていないでしょうか?

恥ずかしながら私も実際に自分の目で確かめてみるまで似たような偏見を持っていました。 そして実習で1週間だけ閉鎖病棟に行くことになりました。外観は普通の病院と何ら変わりありません。しかし、鍵のかかった扉の奥は予想だにしなかった世界が広がっていました。

その病棟は統合失調症の方がほとんどで、どの方も妄想や幻覚、幻聴、作為体験(自分がしているのではなく、させられているような錯覚)、無関心、感覚鈍麻などといった統合失調症特有の症状を持ってらっしゃいました。見たこともない光景に圧倒されましたが危害を加えてくるわけではありません。

むしろ興味津々の顔で駆け寄ってきた途端「新しい先生?」「名前は?」「仲良くしてね」と話しかけてきます。みなさん強い個性を持っていて、症状や妄想の対象が異なっています。カルテを入院時まで遡って読み返してみると経過に様々な事情があり、色々考えさせられることもたくさんありました。

以前は「気が狂った」と言われていた統合失調症ですが、早期に周りが気付き治療を受けていたら、こんなに何十年も病院生活をしないで済んだであろう方もいます。現在でも精神科に対する垣根は高く、精神科の通院歴があるだけで偏見の目で見られることもあるでしょう。

このような社会の眼差しを変えていくことで、精神疾患の方が治療に専念しやすい環境が生まれるのではないでしょうか。

カテゴリー:病院関連

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コメディカルには、色々な分野がありますが、医療現場を支えるという意味では、医師とともに大事な役目を果たす必要があるのが、この職種です。しかし、その実態としては、医師法によって、医師との明確な差別化もなされているのが現状で、医師の判断無く勝手に診療行為をしてはいけないなどの制約も有り、 ともすれば、医療現場では、しばしば人間関係においての軋轢もみられるのがこの業種です。

しかしながら、大切な患者さんの命を守る仕事が、医療というモノであり、その分、人の役に立っているという使命感も得られる職種です。
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